BOOKSなかだ掛尾本店調べ (2018年 11月12日号)

1.↑
日本国紀
百田尚樹
●幻冬舎 ●ISBN  9784344033856 ●本体 1,800円+税

 私たちは何者なのか――。
 神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に、独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。
 本書は、2000年以上にわたる国民の歴史と激動にみちた国家の変遷を「一本の線」でつないだ、壮大なる叙事詩である!
 当代一のストーリーテラーが、 平成最後の年に送り出す、日本通史の決定版!


2.↓
学びを結果に変えるアウトプット大全
樺沢紫苑
●サンクチュアリパブリッシング ●ISBN  9784801400559 ●本体 1,450円+税

最新の脳科学でわかった!
説明・アイデア・雑談・交渉など。
すべての能力が最大化する、脳科学に裏付けられた
伝え方・書き方・動き方。


3.↑
ゼロトレ
石村友見
●サンマーク出版 ●ISBN 9784763136923 ●本体 1,200円+税

 「羽が生えたように軽くなる」
 ニューヨークで話題の最強のダイエット法ついに日本上陸!
 ちぢんだ各部位を元の位置に戻すだけでドラマチックにやせる。


4.↓
富山は日本のスウェーデン
  変革する保守王国の謎を解く
井手英策
●集英社新書 ●ISBN  9784087210446 ●本体 820円+税

 富山県は県民総生産が全国三一位の小さな自治体だが、一人当たりの所得では六位、勤労者世帯の実収入では四位に浮上する。
 背景にあるのは、ワークシェアリング的な雇用環境と女性が働きやすい仕組みだ。さらに、公教育への高い信頼、独居老人の少なさなど、まるでリベラルの理想が実現しているかのようだ。しかし、北陸は個人よりも共同体の秩序を重視する保守的な土地柄とされる。富山も例外ではない。つまり、保守王国の中から「日本的な北欧型社会」に向けた大きなうねりが起きているのだ。


5.↑
ブラタモリ 13
京都(清水寺・祇園)・黒部ダム・立山
NHK「ブラタモリ」制作班
●KADOKAWA ●ISBN 9784041073759 ●本体 1,400円+税

#69 京都・清水寺〜人はなぜ清水を目指す?〜
#70 京都・祇園〜日本一の花街・祇園はどうできた?〜
#86 黒部ダム〜黒部ダムは なぜ秘境につくられた?〜
#87 黒部の奇跡〜黒部ダムは なぜ秘境につくられた?〜
#88 立山〜北アルプス・立山は なぜ神秘的?〜


6.↑
医者が教える食事術最強の教科書
 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
牧田善二
●ダイヤモンド社 ●ISBN 9784478102213 ●本体 1,500円+税


 ちまたの健康法はウソだらけ!
 仕事・人生のパフォーマンスを最大化する新常識!肥満、老化、病気、長寿、集中力、疲労―生化学×最新医療データ×統計データから、医学的エビデンスに基づいた、本当に正しい食事法を1冊に網羅!
 「食の教養」は健康格差社会を生き抜く武器だ!


7.↑
調査報告 学校の部活動と働き方改革
  教師の意識と実態から考える
  岩波ブックレット No989
内田良、上地香杜、 加藤一晃、野村駿、太田知彩
●岩波書店 ●ISBN 9784002709895 ●本体 620円+税

 国際比較でも突出した長時間労働で知られる日本の教師に重くのしかかる部活動指導.9割以上が部活顧問を担当しているが制度上は義務ではなく,解放を求める声も上がる.
 では,どんな世代,専門,経験をもつ教員の負担になっているのか.一方で「やりがい」は何に由来するのか.勤務と意識の実態を,独自の全国調査データから描き出す.


8.↑
日本文学全集 05
源氏物語 中
池澤夏樹 角田光代
●河出書房新社 ●ISBN 9784309728759 ●本体 3,500円+税

 栄華を極める光源氏への女三の宮の降嫁をきっかけに、揺るぎない六条院の調和が崩れ始めていく。最高傑作とされる「若菜 上・下」を含め、22帖「玉鬘」から41帖「幻」まで収録。

玉鬘―いとしい人の遺した姫君
初音―幼い姫君から、母に送る新年の声
胡蝶―玉鬘の姫君に心惹かれる男たち
蛍―蛍の光が見せた横顔
常夏―あらわれたのは、とんでもない姫君
篝火―世に例のない父と娘
野分―息子夕霧、野分の日に父を知る
行幸―内大臣、撫子の真実を知る
藤袴―玉鬘の姫君、悩ましき行く末
真木柱―思いも寄らない結末〔ほか〕


9.↑
フーガはユーガ
伊坂幸太郎
●実業之日本社 ●ISBN 9784408537320 ●本体 1,400円+税

 1年ぶりの新作は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。
 一卵性双生児の入れ替わりものというモチーフに真正面から挑んだ本作。ミステリ的なトリックではなく前代未聞の設定で物語が紡がれる。


10.↑
堀田善衞を読む
世界を知り抜くための羅針盤
池澤夏樹 吉岡忍 鹿島茂 大保二郎
●集英社新書 ●ISBN  9784087210521 ●本体 820円+税

 高志の国文学館にて特別展 公式図録
 「生誕100年記念特別展 堀田善衞―世界の水平線を見つめて」
 10月17日(水)〜12月17日(月)

 『方丈記私記』『ゴヤ』などで知られる作家・堀田善衞。
 縁のある作家、学者が、その魅力を語る。一流の創作者たちが、こぞって堀田作品を愛読するのは何故か? 現代に通じるメッセージを読み解く。