(back numberで表示されている2014年3月24日号までの税込金額は、消費税率5%で
計算されています。)
 
BOOKSなかだ掛尾本店調べ (2018年 2月5日号)
詳細は各店へお問い合わせください。

1.↑
おらおらでひとりいぐも
若竹 千佐子 著
●河出書房新社 ●ISBN 9784309026374 ●本体1,200円+税


 第158回芥川賞受賞作!
74歳、ひとり暮らしの桃子さん。夫に死なれ、子どもとは疎遠。新たな「老いの境地」を描いた感動作!圧倒的自由!賑やかな孤独!63歳・史上最年長受賞、渾身のデビュー作!第54回文藝賞受賞作



2.→
漫画 君たちはどう生きるか
吉野 源三郎 原作 羽賀 翔一 漫画
●マガジンハウス ●ISBN 9784838729470 ●本体1,300円+税

 人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君とおじさんの物語。
 出版後80年経った今も輝き続ける歴史的名著が、初のマンガ化


3.↑
Lily 日々のカケラ
石田 ゆり子 著
●文芸春秋  ●ISBN 9784163907420 ●本体1,800円+税


石田ゆり子のカケラがたっぷり詰まった、やさしくて、とびきり楽しいフォト&エッセイ。
暮らしのカケラ(愉しい部屋;いちばん好きな場所 ほか)
わたしのカケラ(服が好き;自分にご褒美 ほか)
ハニオとタビの成長記録
long interview 仕事のこと、恋のこと、これまでの人生について
石田ゆり子に根ほり葉ほり 103のQ&A


4.↑
不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか
若竹 千佐子 著
●講談社現代新書 ●ISBN 9784062884518 ●本体880円+税


 太平洋戦争の末期に実施された”特別攻撃隊”。戦死を前提とする攻撃によって、若者たちが命を落としていった。
だが、陸軍第一回の特攻から計9回の出撃をし、9回生還した特攻兵がいた。その特攻兵、佐々木友次氏は、戦後の日本を生き抜き2016年2月に亡くなった。
鴻上尚史氏が生前の佐々木氏本人へインタビュー。
飛行機がただ好きだった男が、なぜ、軍では絶対である上官の命令に背き、命の尊厳を守りぬけたのか。



5.↑
遺言。
養老 孟司 著
●新潮社 ●ISBN 9784106107405 ●本体720円+税

 動物とヒトの違いはなにか?
私たちヒトの意識と感覚に関する思索 ― それは人間関係やデジタル社会での息苦しさから解放される道にもなる。
「考え方ひとつで人生はしのぎやすくなりますよ」、そう著者は優しく伝える。


6.↑
孤独のすすめ 人生後半の生き方
五木 寛之 著
●中央公論新社 ●ISBN 9784121505859 ●本体740円+税


 老いにさしかかるにつれ、「孤独」を恐れる人は少なくありません。体が思うように動かず、外出もままならない。訪ねてくる人もおらず、何もすることがなく、世の中から何となく取り残されてしまったようで、寂しく不安な日々。けれども、歳を重ねれば重ねるほど、人間は「孤独」だからこそ豊かに生きられると実感する気持ちがつよくなってくるのです。



7.↑
日本史の内幕
磯田 道史 著
●中央公論新社 ●ISBN 9784121024558 ●本体840円+税


 西郷隆盛の性格は、書状からみえる。豊臣秀頼の父親は本当に秀吉なのか。著者が原本を発見した龍馬の手紙の中身とは。司馬遼太郎と伝説の儒学者には奇縁があった―日本史にはたくさんの謎が潜んでいる。著者は全国各地で古文書を発見・解説し、真相へと分け入ってゆく。歴史の「本当の姿」は、古文書の中からしかみえてこない。
小説や教科書ではわからない、日本史の面白さ、魅力がここにある! 


8.↓
銀河鉄道の父
門井 慶喜 著
●講談社 ●ISBN 9784062207508 ●本体1,600円+税

 第158回 直木賞受賞作
父の信念とは異なる信仰への目覚めや最愛の妹トシとの死別など、決して長くはないが紆余曲折に満ちた宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描く、気鋭作家の意欲作。


9.↓
百年泥
石井 遊佳 著
●新潮社  ●ISBN 9784103515319 ●本体1,200円+税


 橋の下に逆巻く川の流れの泥から百年の記憶が蘇る! かつて綴られなかった手紙、眺められなかった風景、聴かれなかった歌。話されなかったことば、濡れなかった雨、ふれられなかった唇が、百年泥だ。
流れゆくのは――あったかもしれない人生、群れみだれる人びと……


10.↑
屍人荘の殺人
今村 昌弘 著
●東京創元社  ●ISBN 9784488025557 ●本体1,700円+税

 奇想と本格ミステリが見事に融合する
選考委員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作!